たけp

カリートの道のたけpのレビュー・感想・評価

カリートの道(1993年製作の映画)
3.5
自分の居場所が他になくて結局はそこに戻ってきてしまう男の話
同じようなテーマとしてはミッキー・ローク「レスラー」などを思い出す

ストーリーはありがちな超王道
ド派手なアクションシーンはないけど緊張感があって面白い
「ただの追いかけっこ」でここまで面白くできるのはブライアン・デ・パルマ

刑務所から出所したけど時代の変化についていけないカリート(アル・パチーノ)
当時50歳を超えたアル・パチーノがハリウッドの中でそんな感じだったのかなと見てて思った

弁護士のデヴィッド(ショーン・ペン)の見るからに胡散臭い感じが良い
現実世界でも「何でこんな怪しい奴に騙されるんだよ」って奴に騙される有名人いるからなあ
ゲイル(ペネロープ・アン・ミラー)は古き良き時代の正統派ヒロインといった感じ

カリート
「今度の一件が片付けば俺はこの世界から足を洗う」

自分でフラグ立てまくりだろ
たけp

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