カリートの道の作品情報・感想・評価

「カリートの道」に投稿された感想・評価

MASAYA

MASAYAの感想・評価

4.2
5年の服役を経て出所した元麻薬王が足を洗おうとするが、堅気に戻るにはかつての縁や借りが邪魔をする。

裏切りが横行するなか、仁義などに拘る過去の自分がいることを知る葛藤。

好きな女と幸せに暮らしたいだけなのに、周りがそれを許さない。
結局事件に巻き込まれる悲劇。

オープニングに惹き付けられ、銃撃戦になる一瞬の狭間の長回しでテンションはピーク。
ビリヤードのシーンは最高。

どのような運命かは分かっているはずなのに観てて感情移入してしまう上手さ。

『スカーフェイス』、『アンタッチャブル』などブライアン・デ・パルマ監督のこの手の作品は大好物。
トム

トムの感想・評価

4.3
アルパチーノ演じる元麻薬王カリートは弁護士のデイヴにより刑期5年目にして釈放された。

カリートは堅気になると誓い、自ら人を殺めるような事はしないと自分に言い聞かせていた。
クラブの経営で資金を稼ぎ、南の島でレンタカー屋をやる夢に向かって日々を過ごしていた。

そんな中、5年前に付き合っていたゲイルと再開する。ゲイルと夢を実現するために着実に資金を貯めていく。

しかし、ある日借りのあるデイヴから仕事を引き受けてしまう...

内容はこんな感じで、ギャングの仕事から足を洗うアルパチーノを見ることができます。
でもギャングはギャング、一回その世界に入ったら中々堅気に戻れないんですよね。

年が重ねている分、危険予知に優れ、身の危険が迫った時には経験を活かしてうまく立ち回ります。
とくに〝人を信じるな〟というものは非常に重要になってきます。

アルパチーノ好きなら絶対見るべし。
dude

dudeの感想・評価

4.2
デパルマがどこまで考えていたかは知らないが『スカーフェイス』のアンサー的な見方をしてしまう。全てを欲して怪物になっていったのがトニー・モンタナだとすれば、カリート・ブリガンテは様々なものを切り捨てていくことで人間の幸福を求めた男か。両者の行き着く先は似ているようで同じではない。
デパルマの映像表現もこのくらいが個人的にはちょうどいい。ドアチェーン越しのやりとりや銃弾をゴミ箱に捨てるスローモーションが最高。そしてショーン・ペンは小男がハマりまくり。

このレビューはネタバレを含みます

とても好きでした…
女からしたら、もうばか!って思うんだけど、なかなか抜け出すのは難しかったのかな〜〜
芯が強いというか、曲げないものがあるというか…
ばかばか!ってなった…

でも、カリートに関してはいいやつ
本当に足を洗ってクリーンになって
その意志の強さがかっこいいし、
情に厚くてそれが仇となってるんだけど
何にも悪くないよ…
私も好きになっちゃうかも…
こんなに大切に思われてみたい
いいな〜

チーズケーキのシーンが好きなんだな〜〜
無理やりチェーン外して押し倒すの?
そんな若くないよ
じゃあ諦めて
こういうやりとり好きなんだな
これはヤラレタ〜
『スカーフェイス』から10年、再びデ・パルマとアル・パチーノがタッグを組んだギャング映画。
アル・パチーノの迫真の演技、デ・パルマのセンス光る傑作だった。
お気に入りのシーンを挙げたらキリがないけど、冒頭とラストを紡ぐ、カリートの意識が薄れていく中で過去を振り返るシーンが特に好き。流れ行く天井の蛍光灯が、カリートの歩んできた道を表現しているかのよう。カリートの叶えられなかった夢をゲイルに託す場面もなんとも切ない。
nagarebosi

nagarebosiの感想・評価

4.2
けっこう良い映画ですよねえ、これ。
デパルマの作品中一番良く出来てるんじゃないですかね。
アルパチーノの枯れた感じだけど、まだオレやれるぜって感じなんか憧れますよ。
ショーンペンがどうしようもないダメ人間で、最初、えっ、あのショーンペン?って思ったぐらい驚いたし上手かった。たまにいるんだよねえ、こういう奴、っていう納得させるだけの上手さ。
ストーリーも流石デヴィッドコープ(ケップ?)の脚本だけあって上手いし巧みだし。
でも正直、デパルマらしさは大分抑えてる、というかあまり前面には押し出してないんですよ。細かく見れば、あっ、そこに、とか、おっ、ここにも、てサインみたいにあるんですけど以前よりかは抑え気味なのが個人的には、ちと物足りないかなと。
でも良い映画なんです、好きなんですよ。
アルパチーノ素敵。
彼の演技は、本当に緊張感が伝わりドキドキしてくる。
存在感の塊。
ハラハラドキドキさせてくれる。
この泥沼から足を洗いたいともがくも義理や人情が邪魔してから
抜け出すことができないのは悲しい。
KIHO

KIHOの感想・評価

3.5
暗黒街で名を馳せた主人公がギャングの世界から足を洗うことを決意するところから始まる物語。カリートのハードボイルドで儚い生き様が印象的な悲劇です。

映画の冒頭で悲劇的な結末である駅のシーンを見せておいて、クライマックスで主人公が駅のホームに現れた時、「ああ、あの時の駅だ、いよいよだ、、、。」と観客に悲劇の到来をひしひしと感じさせる演出は秀逸。また、ラストシーンはブライアン・デ・パルマらしい名シーンかと思います。

ヨーロッパ製ノワールらしい、いい映画なのですが、ちょっと長いです。特に序盤が。
鶴次郎

鶴次郎の感想・評価

3.8
無間地獄脱出まであとちょっと
最後の銃撃戦はアンタッチャブルを想起
りたお

りたおの感想・評価

3.2
これは完全に好みの問題だけど、何故かギャングものって好きになれない。渋いおっさんたちが自分とは全く関係のない世界の揉め事で必死になってて、画面も暗めだし誰が誰だか分からなくなっちゃう。笑

例によってどこかでみたような話とか顔たちと。でも終わり方はイケてたなって思った。あんまり覚えてないけど。
>|