邪澄n

アイ・ソー・ザ・ライトの邪澄nのレビュー・感想・評価

アイ・ソー・ザ・ライト(2015年製作の映画)
3.3
カントリーミュージック界の超偉大なシンガー、ハンク・ウィリアムスの波乱な半生を描いた作品。
映画冒頭からのハンクの歌唱シーンから始まるが、演じているトム・ヒドルストンの歌い方がハンク・ウィリアムスにそっくりで震えた。
あの裏声を使う独特な歌い方をうまく表現していて、長年聴いてきた思い出が蘇ってくるようだった。

ストーリー的にはよくある転落人生の果てに待っている結末だったが、それでも彼は愛されていたし、これからも愛され続けていくのは間違いない。

歌手の伝記物でありがちな、歌の種類が少ないという問題を懸念していたが、思ったより数倍歌唱シーンが入っていたので大満足。

ハンクを知らない人も、これを観て少しでもカントリーミュージックに興味を持ってもらえたら嬉しいなという一本だった。
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