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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLDのusiのレビュー・感想・評価

2.5
原作未読。TVアニメと前作を観ました。
酷評が多い実写版ですがその多くは
原作やアニメと比べての違いに由来する意見が多いかなと思います。
今作はそれにさらに輪をかけてそういった批評を見た気がします。
それらを耳にしたうえでの鑑賞という状態でした。
さて…う~ん…前作とあまり変わることなく…という印象でした。
特にちょっといらないカットが目立ったり間が悪かったりの部分で
観にくかった部分が多かったです。
さらに音楽も前作同様どうしてココで怪獣映画のようなものをかけるかな…と思うところも多々…
前作とつながった話しなので
シナリオ面では前作でう~んと思える部分を
今作で色々すっきりさせてくれるのかな?
と思っていたのですが…
いや…う~ん…のままでした。
これは複線回収という部分ではなく
この作品だけ見たら「は?」となりそうな部分での事です。
特に今回は三つの壁の一番奥で生活している人々は
おそらく優雅な暮らししてるんだろうなぁ…想像できるセリフなどはあるのですが
その優雅な暮らしの画が無いので
それらの暮らしを支えている主人公達に感情移入が出来ない。
今作ではこれが肝になるエピソードのはずなのですが…
この一点を持ってしてもどうにも気になって作品が楽しめない。
さらに最後の最後でに…これ続けるの?と思わせるエピソード
あれの所為でさらに安っぽさが増した印象を受けました。
特撮、VFXなどはがんばっていたとは思うんです。
それでも「ん?」となる部分はありましたが…いやがんばってると思います。
しかし…制作側がその部分ばかりに目がいってて
他をおざなりにしてしまったのかな
…と思わずにはいられない感じがしました。
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