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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLDのKUBOのレビュー・感想・評価

2.9
言えば何もかもネタバレになっちゃうから、ほとんど言えないけど、樋口真嗣監督は「サンダ対ガイラ」がやりたかったのかしら? 前編と違って巨人たちによるカニバリズム的描写はなく、巨人対巨人の怪獣映画な趣。

設定は前編以上に変えまくってますから、もう原作との乖離具合を言っても意味がないでしょう。原作を全く知らずに見た人にはそれなりな娯楽作かもしれませんが、見に来る人は多かれ少なかれ、マンガの、アニメの「進撃の巨人」のファンなわけで、映画を仕方なく見ても、そのファンが数ヶ月後に出るBlu-rayを絶対買わない映画を作っちゃったら、どう考えても商売として失敗だよね。

そしてエンドシーン。壁の外まであんなに変えちゃって、樋口さん「ウェイワード・パインズ」見てたのかな? やはり原作ものの映画化はファンが欲しがるものを作らなきゃね。
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