超絶美麗グラフィックのゲームみたいな画面。
媚び売りまくった前編とは打って変わって、観客を置いて独走した後編。
この映画のターゲットは誰だ?
原作未読だと設定が飲み込めないし、既読の原作忠実信者は憤慨するだろう。
原作既読の改変歓迎で考察大好きな私にはとても面白かった。
本当に独走って感じで、突き放されると燃えてしがみつくタイプの人は良いけど、一緒に走りたいタイプはきっとちんぷんかんぷんになっちゃうと思う。
真っ白な部屋でシキシマとエレン2人のシーン。
無機質な空間に不自然に置かれるジュークボックスが『2001年宇宙の旅』を思い起こさせた。
政府と反乱軍と調査兵団の壁穴を埋めるミッションへの立ち位置が途中よく分からなくなり…
無理やり納得させた!
話としてはさほど面白くはないけど、原作を読み解くための大掛かりなヒントとして面白かったかな。
私の大好きなジャンが大活躍してて興奮しました。