このレビューはネタバレを含みます
試写会にて観賞させていただきました！
ハイウェイを走る車の中だけで展開するワンシュチュエーション。
設定が設定なだけにだれるんでは？？という一抹の不安を抱え観賞。
結果、のめり込みましたー！
丁寧に作られているのでホントに一人しか出てないの？他の出演者も目に浮かぶんじゃ(言い過ぎ？笑)というほど全く飽きの来ないシーン展開にだれることなく見ることができました！
演出はベタな痒いところに手が届く、客の目線にしっかり立った演出。まんまとコントロールされました。
この映画は人の人生を深夜のドライブによって表現したかったかのように感じました。
それは、ラストに走り去る車。なにが起きようとそれは長い人生の一瞬にしか過ぎなくて、それはこれからもずっと続いていくんだ。そんなことを言われているような気がして。
その瞬間ハイウェイを走っている一見波乱万丈な男のことが他人事のように思えなくなってゾッとしてしまいました。
そんな人生の一部分を切り取って落ちをつけて作品にする構成力に脱帽。
非常におすすめです！
あ！最後に一言。
電話しすぎ笑
