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ロスト・エモーションのbellのネタバレレビュー・内容・結末

ロスト・エモーション(2015年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

静かで美しいラブストーリー
遺伝子操作によって感情を持たない人間が住む未来の世界
感情が発症してしまう欠陥者たち
芽生えた感情によって愛を知る2人の男女
少しずつ感情に芽生えていく描写が良かったです
2人が初めて触れ合うシーン、凄くリアルで後半のラブシーンよりも濃密で生っぽくて、あの混ざり合う緊張感と高揚感が堪らないです
感情がなければと思うこともあるけど、それでもやっぱり感情を持っていたいと思う
プラスの感情はもちろん、マイナスの感情も人として自分として生きていくためには必要なもの

安藤忠雄の建築物をはじめとして、ほぼ全編日本で撮影されたそうで驚いた
白の無機質な世界観と建築物が見事にマッチしていてとても美しかった
ロケ地巡りしたくなります
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