このレビューはネタバレを含みます
『かわいい』をまっすぐに追求するがあまり、かわいいだけで魅力の足りないお人形さんになってしまった女の子。
狡猾に見えた彼女も、周りの人間に比べれば大分ピュア。自分より巧みにナチュラルな『かわいい』を無理なく演出する女の子には到底かなわないのだった。
短髪バージョンで私もグラッと来るほどにレベルアップしていたが、それでもまだ足りないというのか。
苦難を乗り越えるごとに彼女のかわいさは洗練されていくのだろう。かわいい道の道は険しい。
『かわいい』という言葉はなんて重たいのだろう。