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ギヴァー 記憶を注ぐ者のパグレのレビュー・感想・評価

ギヴァー 記憶を注ぐ者(2014年製作の映画)
2.1
ここ、Filmarksに書かれてる「あらすじ」が細かすぎ長すぎてびっくりした
このあらすじで全体の6割くらい補完できちゃってる

感情レベルで人間が統制されているディストピアの話
似た世界観の映画としてはダイバージェントとかがありますが、感情統制レベルの高さはこっちのほうがダンゼン高い
教育や言い聞かせなどの洗脳だけじゃなく、投薬やMAP兵器じみた広域装置によって感情や記憶を抑圧してる

作中にあったシーンのうちダイレクトに分かりやすい例を挙げるなら
「与えられた役目として生き物を安楽死させる」んだけど、それが「殺している」という自覚を持ってない・・・

感情が無いからこそ淡々とできるんだろうけど、感情を手に入れてから今までの己の行いを振り返ったら絶対トラウマになるよねってくらい無感情で無機質な・・・でも安全で平和な暮らしを送っている人々
そのまま何も知らずに生き続けたのであれば、それはそれで良かったのかもしれないね

主人公は「知る」ことによって使命感が芽生えたわけですが
使命感ってのは時としてエゴや利己が多分に混ざりこみますからね・・・
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