No.4123
「ミッション:インポッシブル」シリーズ第5作。
一作ごとに代わってきた監督も、ようやくここからクリストファー・マッカリーに落ち着く。
諜報物の原点「騙し合い」に戻った感じがしておもしろい。
失敗したときのリスクが高ければ高いほど「コン・ゲーム」は緊迫感を増すし、最後まで映画を引っ張る力になるよね。
シリーズ中、一番体感時間が短く、あっという間に終わった。
イーサン・ハントとイルサ(レベッカ・ファーガソン)が安易に恋に落ちない感じが逆にいいね。
一度もキスシーンとか、セクシャル描写がなかったんじゃないかな。
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それと、本作のテンポが軽快に感じられるのは、やっぱりジェレミー・レナーとサイモン・ペッグの存在なんだよね。
特にペッグがこのシリーズに参加するようになってから、トム・クルーズと好対照なキャラが実によく効いている。
なんかサイモン・ペッグって、見てて癒されるっていうか、ほっとするんだよね。