OBL1VIATE

さよなら、人類のOBL1VIATEのレビュー・感想・評価

さよなら、人類(2014年製作の映画)
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映画というよりは演劇を観ている気分だった。
子供の頃に観ていたらトラウマになっていたに違いない。くすんだクリーム系で見事に統一された色彩の画面も旧世紀の病院的なディストピア感満載だったが、現代版ファラリスの雄牛の場面は流石に気味悪かった。
行軍シーンで異なる時代の人々が一画面の中に共存しているのが何より謎だった、でももう今は考える体力がないしちょっと解説が欲しい…。
『さよなら、人類』はあくまでも邦題で原題は『実存を省みる枝の上の鳩』だが、いずれも最後のシーンから取られたものだ。(51)
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