このレビューはネタバレを含みます
あれよあれよとお家から追い出されるオープニングの緊張感が凄まじい。と思ったらあれよあれよと追い出す側になっちゃうんだもの。テンポ良い！
債務者にも多少なり非はあるはずだけど、本作では絶対的にピュアな弱者として描かれていた。とは言え、あんないいかげんな裁判は許しがたい。アメリカでは弱者は救済されないのか。
さて、合法的に稼いでるうちは、尊敬できる上司のもとで正しく稼いでいたんだから、あんなに母ちゃんに責められる筋合いもなかった。
でも、一線を越えちゃうなら話は別。カーバーさんも、自分で歯止めがきかなくなっちゃってただけに、最後に「よくやった」と言ってくれたんじゃなかろうか（ただの皮肉には見えなかった）。
搾取されないためにも、強者になるためにも勉強は大事ですね。
