ドリーム ホーム 99%を操る男たちの作品情報・感想・評価・動画配信

「ドリーム ホーム 99%を操る男たち」に投稿された感想・評価

MiYA

MiYAの感想・評価

3.3
記憶に新しいサブプライムローン問題。信用力のない貧困世帯に勝手に貸し付けておきながら、返済が滞ると容赦なく抵当権を実行して追い出しをかける。この非道な貧困ビジネスの実態と、その片棒を担がされる主人公の苦悩が描かれます。

非常に興味深い作品ではあるのですが、家を追い出される被害者たちは、「弁護士は話をしている」「何か手違いだ」「生まれ育った家なんだ」と勝手な言い分並べて、隣家から電気盗んでいたりと、主人公に逆恨みして暴力奮ったりと、描き方があんまりだ思うのですが。彼らにもここに至った事情があり、もう少し同情的な視点がないと、「どっちもどっちじゃん」という身も蓋もない感想し出てきません。

BS松竹東宝にて。
okimee

okimeeの感想・評価

3.5
つ、つ、つらい。

これは私の入社時期のちょい前くらいなんでしょう。
果たして、いまはどうなんでしょうか。
わたしもどうなるかようわからん!!
こわいね。。
アメリカ国内経済の暗部を描いた問題作。
マネー至上主義の犯罪と末路。
悟空

悟空の感想・評価

4.2
白BOX④-67裏字幕

なんというカラクリを
こんな頼もしい知人が欲しいけど危ない橋は渡りたくない

おじいちゃんまで…
人生の先輩にそんなことはやめよう
部長

部長の感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公らが法の一線を易々と踏み越えているせいで、私の目にはテーマがボケて見えてしまった。

正直に言うと、非合法な手段は別として不動産業者はある程度正しいように感じた(決して好きにはなれないが)
まるで不動産業者の合法の範囲のビジネスまで悪者扱いする展開にもやもやする

無責任な金融機関や格付け会社等々もっと問題視されるべき者がいる中で、最後に現れた不動産業者を悪者にして描くと、リーマンショックの本質的な問題から目をそらしている気がする。

それとも、リーマンショック後に庶民は倫理に背いても立ち上がるか、モーテルに押し込まれるかの二択しかなかったということなのだろうか?

だとしたら本作の主役はカーバーなのかもしれない。
カーバーの事務所は地味な建物だったし、本当の資産階級との間には差があるように感じた。

社会情勢の変化からカーバーは、望まぬビジネスモデルに変化を迫られ、金を稼ぐ中で倫理観を歪めていく。
脅迫に怯えながら、自身では止まらなくなっていたからこそ、最後のセリフだったのか?
(こじつけ的なプロローグなんだけど、ナッシュの管理もできていないカーバーの小悪党ぶりや、どことなく言い訳がましい悪役セリフが気になったので、、)

弱い者が少ないパイを取り合う、その中からも利益をかすめ取っていく
それが「99%を操る男たち」であり、この映画のテーマだったのかな?
ドリームという邦題で油断したところへ、冒頭のシーン。

震えるハンディーカメラ、物陰からのアングルは恐る恐る「そちら側」にのめり込んでいく主人公の心情か。

実際あの頃、人々は為す術なしだったに違いない。
アメリカという国が「誰の作った、誰の誰による誰のための国」なのかというくだりには、絶望のため息が洩れる。
きっと変わらないアメリカ。

リーマンショック
サブプライムローン
金融側からの視点で描いた映画は何本か観たが、現場で起こっていたことの再現を見るのは初めてに近い。
なんで低〜中所得層がローンを組んでバンバン家を建てたのか、どうして破綻したのかというこの映画の背景、前段階を知りたければ「マネーショート」という映画をオススメ。

ラスト、髪型のせいもあるだろうが
彼が一瞬天使に見えた。
映画はここで終わる。
しかし現実ではこのあとも人生が続く翻弄された人々がいる。

キツいな。
makorinn

makorinnの感想・評価

3.8
家はただの箱
だけどかけがいのないもの
箱が大事か?
家族が大事か?
Octahedron

Octahedronの感想・評価

3.7
ドキュメンタリータッチの撮り方でグッと現実味が出る
家を失う恐怖が効果的に表現されていた
kuu

kuuの感想・評価

3.6
『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』
原題 99 Homes.
映倫区分 G.
製作年 2014年。上映時間 112分。

アンドリュー・ガーフィールド主演による社会派サスペンス。
リーマン・ショック後のアメリカで住宅ローンの返済不能により自宅を差し押さえられた人々の実話をもとに、家族や復讐のために道を踏みはずしていく男たちの運命をスリリングに描き出す。
共演にはマイケル・シャノン、ローラ・ダーンら実力派がそろう。
ラミン・バラーニが監督・脚本を手がけ、アミール・ナデリが脚本に参加。

シングルファザーで無職のナッシュは、ある日突然、不動産ブローカーのカーバーによって自宅を差し押さえられ、強制退去させられてしまう。
長年暮らし続けてきた家を取り戻したいナッシュは、カーバーが持ちかけてきた儲け話に乗ることに。
それは法の穴をすり抜け、自分と同じような境遇の人々の家を差し押さえて大儲けするというものだった。
家族に真実を言いだせないまま、大金を稼いでいくナッシュだったが。。。

最近BS松竹東急の『よる8銀座シネマ』にお世話になり映画を視聴している感謝。
そんな今作品は、腹立たしいと同時に胸が張り裂けそうになる作品でした。
また、そうでなければならない過去と云えるかな。
上映時間の大半を占めるのは、模範的なスリラーでした。
2008年の金融危機、特に世界的な不況を招いたアメリカのサブプライムローン問題を題材にしてました。
人々を家から追い出すことを生業とする不動産ブローカーの運命を実に忠実に描いている。
(あくまでも書物や友人からの伝聞、そしてメディアよりの知識ではありますが)
今作品は、衝撃的な設定であり、ラミン・バーラニがドキュメンタリー風のリアリズムを駆使して見事に演出した作品です。
カメラワークも素晴らしく、しばしば手持ちで、俳優の顔に入り込み、観てる側は身近に感じ、状況に関与することができる。
しかし、真のエースは犯罪ブローカー役のマイケル・シャノンのキャスティングだと云える。
彼は、不道徳なマネーハンターを爬虫類のように演じ、まさに見事でした。
ドラマ『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』で好きになった俳優さんやけど、ここでも益々力を見せつけてました。
アンドリュー・ガーフィールドも勿論エエねんけど、繊細な役柄で印象は薄い。
ガーフィールドは、『ソーシャル・ネットワーク』ではいい味を出していたんやけど、今作品では自暴自棄になった若者を演じており、その点は十分信頼できた。
リン・ナッシュ役のローラ・ダーンとミスターフリーマン役のクランシー・ブラウンが他のキャストに肉薄していた。
今作品は、激しく、厄介で、感動的で、興奮し、夢中にさせられ、云うまでもなく、心を鷲掴まれた。
だけど、ガーフィールドが自分の仕事を家族に隠そうとする、かなりくだらない小話で、これはむしろ無関係に感じられる(彼が食卓に食べ物を置くなら、それがどうしたんや)とこは惜しい点やし、また、結末がハリウッド的陳腐なやったんは惜しい。
この二点を除けば、全編にわたって骨太のリアリズムを表現している映画やったし、個人的には楽しむた善き作品でした。
nori007

nori007の感想・評価

3.0
およそ10年ほど前、アメリカでサブプライムローン問題で現実に起こった事件。
当時のニュースで知ってはいたが、こうして映画としてみるとかなり過酷で酷い仕打ちを低所得者たちにしていたわけだ。こんなことが許されるのだろうか。

ローン返済が出来ないのであれば、強制退去。2分で片付けを済ませて出て行けと。
もう人としての扱いさえ受けられない。

主演はアメスパのアンドリューガーフィールド。まさかの過酷な運命を生きる役をしている。

さらに胸糞悪いのは、強制退去させられた身なのだが、仕事をやると言われ自分が強制退去をする側になるという。最悪な展開だが、生きるためには仕方ない。

酷い話だがほんの数年前の話なのだ。うまい話には乗らないようにするしかない。

ちなみにこのラミン・バーラニ監督。こうした底辺でもがき苦しむ主人公にすることが多く「ホワイトタイガー」は名作であった。
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