ドリーム ホーム 99%を操る男たちの作品情報・感想・評価・動画配信

「ドリーム ホーム 99%を操る男たち」に投稿された感想・評価

アンドリュー・ガーフィールドとマイケル・シャノンがすばらしき。二人が魅せてくれた特殊な関係。

リーマンショックに関連した、映画『マネーショート』の後に一般米国民を襲った出来事が分かり、そして映画『フロリダプロジェクト』の背後にある政治・経済も見えてくる、実話ベースのお話。

サブプライムローンで購入した家の家賃が払えなくなって、モーテルに駆け込み、隠れホームレスコミュニティが出来上がっている米国。怖かったよー、怖かった。。。

エイブラハム・リンカーンの演説をパロって米国の現実を語るシャノン。日本の格差はもっと巧妙で見えにくくなっているとは言え似たようなもの。ギリシャとか、他にもたくさんこんな国があると思う。

マネーショートで一番やだったのは格付け会社。今作では法廷が一番やだった。リーマンショック後はほんとにあんなケースがうん万と続いてて、ほんとにあんな審判だったらしくて、どんな顔していいのかわからないわ。

システムに隙間が見つかれば、そこに新手のお仕事が生まれてしまうわけで、それがどんなお仕事であれ、問題は隙間自体にはない。

マイケル・シャノンすごかったな…。本作のゴールデングローブ賞ノミネート+他の映画賞での12授賞そして23ノミネートはほぼ助演男優のシャノンへのもの。圧巻の演技だった。
Shogo

Shogoの感想・評価

3.7
住宅にまつわる社会問題をしっかり描いてる。家族を守るためで始めたことで家族を失う物語も良かった。悪役マイケル・シャノンもストロングパフォーマンスだった。ただ、素晴らしい作品になるかと思ったけど、徐々に雑になっていった感。終盤は都合良く切り上げた感。葛藤・苦悩してる主人公というより、なんか中途半端な主人公。
れな

れなの感想・評価

3.9
アマプラのもうすぐ見放題終了からチョイス👍
評価高めだったので見たら当たりでした。
アメイジングスパイダーマンのアンドリューガーフィールド。
悪役イメージのマイケルシャノン。
素晴らしかった😍

マイケルシャノンがいなければ成り立たない、素晴らしい悪役を演じきっていました!
リーマンショックが起きたアメリカの不動産事情。
不動産の追い出し屋さんの話。
ドキュメンタリーのようにリアルで、貧乏な人々がどんどん家を追い出されてゆく。
その様が必死で実にリアル。
自分も追い出され、家を取り戻すべくお金のために追い出し屋の一員として働きだすことになった主人公の心情がよく描かれていて胸が苦しくなる。

クビ切り屋や追い出し屋も立派な仕事ではあるが、情があったらまず出来ない。
割り切れない私はまず無理だな😅
主人公の最後の行動は簡単にできるものではない、結局遅かったといえばそれまでだけどこの人はまだ人間として立ち直れる気がする、、
マイケルシャノンの役の人は完全に人情を失ってしまっているから手遅れ。



仕事って性格も変えてしまうから恐ろしい。
とぅん

とぅんの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

思ってたよりもスリリングな場面が多くて、胸に刺さるセリフも多くてなかなか面白かった。
あまり知られてないのが勿体無いぐらい、見応えのある映画だと思う。
サブプライムローンで家を追われた人々の映画というと、「フロリダ・プロジェクト」を思いつくけど、こっちはよりハードな雰囲気でヒリヒリする。

そんな雰囲気作りの最大の貢献者は、間違いなく追い立て屋リック・カーバー役のマイケル・シャノンだろう。
まぁ、元々こういう狡猾なオッサンにハマる俳優だと思ったけど、やっぱりめちゃくちゃハマっていたな。

今作で一番グッと来たのは、リック・カーバーが、追い立て業務を渋る主人公に言い放つセリフ。

「この国は負け犬には手を差し伸べない。成功した勝者が築いた国だ。この欺瞞に満ちた国は、勝者の勝者による勝者のための国だ。」

このセリフに凝縮されている気がする。
素晴らしい脚本。
wanda

wandaの感想・評価

3.5
ある日突然、住んでいる家から強制退去させられるなんて、こんなこわい瞬間がある?

不動産屋(追いたて屋)のシャノンさんに、家を奪われたガーフィールドさん。文句を言いに行ったのに、お金に釣られてシャノンさんの汚いやり口で大金を稼いでいくが…って話。

ごめんなさいね、私の知識が足りないせいでお金を稼ぐ仕組みがよく分からんけど(オイ)、こんなにスッポリうまくいくものなんだ。だからこわい。法的に弱者が奪われていく。

家を奪われた人(住まいがない人たち)は、モーテルに住み着いてしまう。『フロリダ・プロジェクト』で初めて知ったけど、アメリカの闇も深い。
ロビン

ロビンの感想・評価

3.6
しかし、家を銀行に差し押さえられたとはいえ、いきなり家から追い出されて、家財道具も全て外に出されるとは、ある意味恐ろしい国だ。
弱者にはとことん冷たい国。
「上位1%」がアメリカの総資産3割を握る超格差社会の闇のひとつ。

「アメリカは勝者の勝者による勝者のための国だ」と言う不動産ブローカー、リック・カーバーの言葉がすべてを物語る。

そして、お金では買えない幸せがあるということなんだね。。。
MURANO

MURANOの感想・評価

4.0
サブプライムローン問題を背景にリアリティも持たせつつ、緊迫感ある演出で楽しませるエンタメ・サスペンス。

ベースの知識が必要な感じもするので、あんまり日本人向けではないのかな?という気もしましたが、映画でいうと『マネーショート』や『フロリダ・プロジェクト』を観ていると関連性を見出せると思います。

ストーリーとしては、キャラクターの配置がやや作為的で、この人このあとこういう展開で話に絡むだろうなぁ、というのがわかりやす過ぎる感じで、予定調和な部分はありました。

でも、役者の演技とリアリティを感じさせる演出は一級品なので、2時間一気に見せ切る力はしっかり備わっていた。

マイケル・シャノンの威圧感。

アンドリュー・ガーフィールドの困惑。

どちらもサブプライムローン問題の空気感をしっかり表現してたと思う。

M・シャノンが演じる不動産業者をただ単に悪役に仕立てるだけでなく、社会全体の仕組のせいで悪役にならざるを得なかった、という視点を欠かさず入れてたところが好感触。

だからこそ、A・ガーフィールドの困惑も生きるし、同情してしまう部分があった。

自分がされた屈辱を、生活するために他人にせざるを得ない状況、、、そこがとにかく痛切で、心に残っています。
そういや見てた。サスペンスっちゅうか社会派ドラマで少ししんどかった記憶。システムいまいちわからんかった。結局見てから日にち経った映画の感想なんてこんなもん。
calro

calroの感想・評価

3.6
これが資本主義の一つの答えなのだとしたらあまりにも残酷すぎる。良い悪いではなく、この現実こそが。人間の欲望はどちらの側にも等しく残酷である。
マイケルシャノンが好きだ!という先輩のおすすめ。家から住人を立ち退かせる不動産屋の話なのでかなり暗い気分になったものの、一気に引き込まれて見ちゃった。
アメリカは負け犬には手を差し伸べない、アメリカは勝者が作った国だ、みたいな台詞がまさに今のアメリカなのか。。となんともいえない気持ちになりました
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