LEGION

ST赤と白の捜査ファイルのLEGIONのレビュー・感想・評価

ST赤と白の捜査ファイル(2015年製作の映画)
3.0
主人公がかつての仲間に追われ、かけられた殺人容疑の真実を暴こうとする作品。現実によくあるネットを使う人が感じる思い込みによる警察の無能さを起点にして描かれているので見やすい。
人々が警察に抱いている嫌悪感やネットで世の主人公になろうとする意欲を逆手に取る手段には楽しさが増した。
行っている事の理由には納得はいくけど大袈裟に感じてしまう。実際説明できてない部分もあるので推理も弱さがある。
人に信頼する、されるの関係は事実がどうでありどのような思惑が働いたとしても簡単に崩れることはないという事をしっかり表現されていたので推理物というよりは友情ドラマのジャンルに分類されると思う。
警察の先入観や脆さが妙にリアルだった。
LEGION

LEGION