ドローン・オブ・ウォーのJMのレビュー・感想・評価

安全な場所からドローンでテロリストを攻撃する。どうしても巻き添えが生じることにイーサン・ホーク演じる主人公は葛藤する。かつて彼はF16乗りのパイロットだったが、地上の箱の中でドローンを操縦する日々でキャリア上の自信を喪失し、それが妻との関係に悪い影響を及ぼしていく。コラテラルダメージの問題をテーマに比較的小ぢんまり作られた映画で退屈はしない。ただ、妻との関係をここまで濃いめに描く必要はないとも思う。同じテーマだと、「アイ・イン・ザ・スカイ」の方がしっくりくる。