これは拾い物と言うには勿体無いくらい凄く好きになった！
オーブニングから心掴まれる映像で、登場人物もそれぞれ強烈。
縄跳び少女エミリーが両親を監禁するあたりから物語は面白くなるんだけど、私は後半の畳み掛け具合が素晴らしいと思ったよ〜。でもその畳み掛けが活きてくるための前半なので、どこもかしこも観逃せるシーンなんてないんだけどさ。エミリーの妹の映画コスプレがどれもこれもかわいくてね、彼女はホワイトハウスダウンでチャニング・テイタムの娘役やってた子だったねー！この映画の方が好み！
家族全員が家族のことを本当は思い合っていたのに、それが全部繋がらないパズルのピースみたいにグチャグチャで、だから一旦ぶち壊すって言う行動は正しかったのだと。私はエミリーが母親の前でポロポロ泣くシーンで一緒に泣いて、その後夫婦が絵に気づくシーンで更に泣いた。
ラストも適当に大団円にしてる感じがないのが好印象。ちゃんと自分のしたことの責任は取らないと。迎えてくれる温かい家族が居るって素晴らしい！そして夢中になれることがあるのは幸せなんだと思いました。いい映画。好き。
