ぷらぐ

わたしに会うまでの1600キロのぷらぐのレビュー・感想・評価

2.9
日本縦断(最北端→最南端)で約3200kmらしいのでその半分日本を半分ぐらい歩いてる1600kmという数字、こう考えるとすごい距離、なんだけど...
たしかに歩きは景色よりもつらさが出てくるのはあるけど、それにしても道の途中で見た絶景だったり感動的な風景みたいなものがほとんどなくてがっかり、なにより1600kmという途方もない距離を歩いた感じがあまりしない。
回想と現在を交互に入れてきているので歩いている最中という大事なシーンが不足している気がする、見せたい大事なシーンをただ繋げているだけのイメージで根本にある主人公が成長しているのかもわかりにくい。

歩く動機が自分探しというのはとてもわかるがそれにしてはラストはあっけないし、結局この旅はなんだったのかもわからない、美しいものの中に身を置きなさいという母の言葉は素晴らしいと思う

全体的に中途半端で残念
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