傷だらけの足。
剥がれた爪。
そこからの靴が片方転げ落ちて、
もう片方も叫びながら谷底へ放る!!
えー!!!!
山道、こっからどうするのー!!?
と、ドキドキしながら始まる。
最愛の母親の死から変わってしまったー。
ビッチな彼女が己を見つめ直そうと、
いつか母が言っていた言葉。
「美しい物の中へ身を置け」
それを実践しようと、
アメリカにおける
三大長距離自然歩道のひとつ。
パシフィック・クレスト・トレイル
(Pacific Crest Trail、略称PCT)に
挑戦する。
何ヶ月もかけて砂漠や森の中、
「モンスター」と後にあだ名された笑
とてつもないリュックを背負いながら
ひたすらに歩いていくー。
いつ辞めてもいいんだ。
ローラ・ダーンのママ役も
とっても素敵(〃ω〃)✨
孤独に歩き続ける時間は、
己を思い返す時間になるんだな。
と、現在と過去を行ったり来たり
魅せるのも、凄く良い。
何ヶ月もかかるこの旅を、
始める勇気も、あのモンスターを
背負う勇気もないけれど、
何かを成し遂げる。って凄い事だな。
と改めて感じた。
彼女が歩いている時よりも、途中にある
参加した人々がメモできるノートに
書いてきた事や出会った人達が、
また彼女自身にも返ってきているのが
凄く印象的だった。