このレビューはネタバレを含みます
面白かった!
けっこう泣けたし。
人によっては吉野のように「甘えるな」と思うかもしれない。
でもみんなが強い人なわけじゃない。
実際、奥田のように頭がよければ、真面目にやればなんとなるんじゃないかと思わずにはいられないが、その機会を作ることすら底辺の人間とっては難しい。
どんな小さなことでも、誰かのためなら動ける。他人から見た小さいこと、些細なこと、無意味なことが、当人にとっては自分の命よりも大切なこともある。
周囲の人間には理解できないとしても。
吉野が奥田の過去を調べている時に、誰もが口をそろえて「覚えてない」という。それがすごく怖かった。
底辺に沈むと人を人とも思わない世界。
ラストで流すメタボの涙に心が痛んだ。
この映画でも表情を失った斗真がかっこよかった!
いい役者になったなあ。
いろいろ言いたいことはあるが、うまく感想がまとまらない映画だ。
地味に出演者が豪華。
5 4 4 5 4
2018.08.23
坂口健太郎目当てでの再鑑賞。
ほんのちょい役の記憶しかなかったけど、こうして見直してみると結構出演シーンは多かった!アップもあるし!
クールな眼鏡坂口だけど、ニコッとするとやっぱりかわいい。見直してよかった。
そして、やっぱりまた泣いてしまった。
ヒョロ