オススメしてもらって視聴。
キャロルとテレーズ、どちらも美しく魅力あふれる女性だった。
特にキャロルの美しくも憂いを帯びたような、儚さが素敵だった……。
テレーズはデパートでキャロルを見たその時から、相手の男性がいつつも惹かれていたのかなと思う。
キャロルと対照的なテレーズの真っ直ぐさや芯のある強さもよかった。
お互いお付き合いしている男性や、結婚していて夫も娘もいる中、どうしようもなく惹かれあってしまったんだろうなぁ。
こういうのは理屈でも過ごした時間の長さでもないのかもしれない。
各所で、お互い多く言葉を交わさず視線を交わすだけのシーンがあるけれど、それがまたままならない大人の恋愛、それでも消せない気持ちなどが表されているようで素敵。
衣装も派手な装飾があるわけでもないのに洗練された美しさがあって、観ていて楽しかった。
思っていたより恋愛映画だったけれど、全体的に美しさのある素敵な映画。
オススメありがとうございました！
