如月カルラさんの映画レビュー・感想・評価

如月カルラ

如月カルラ

映画(142)
ドラマ(2)
アニメ(0)

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

家族や幸せについて考えさせられる映画だった。
祖母、両親、姉と弟の5人家族は少ない稼ぎと祖母の年金と万引きで暮らしている。
父と息子は万引き帰りのある寒い日に、家の外に放置されていた女の子を連れて帰っ
>>続きを読む

聖夜の惨劇 ニッセやりすぎる(2023年製作の映画)

3.3

アメリカからノルウェーに引っ越してきた家族。ノルウェーの家にある納屋にニッセ(ノームのような妖精)が住んでいるのを見つけたルークは、ニッセにクッキーを与えたりして交流を図る。
でも家族はニッセの存在を
>>続きを読む

ディヴァイン・フューリー/使者(2019年製作の映画)

3.5

韓国映画では珍しい?エクソシストもの。

主人公は幼い頃に父親を亡くして以来、神を信じず、格闘家として活躍していた。
時々頭に響く、神を殺せ、父の仇を打てという声。
そして試合の後に手のひらにできた謎
>>続きを読む

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.6

ゴジラにキングギドラ、ちょっと悪い顔したモスラ、ラドンもいたかな?
過去の怪獣達がたくさん出てきた。

モナークという団体が研究、管理していた怪獣達のうち、モスラの幼虫と意思疎通を図るためにオルカとい
>>続きを読む

フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

4.5

二重底かと思ったら三重底だったし、ノーラン監督は最初からノーラン監督だったんだな……と痛感した作品。

作家志望の主人公は街で見かけた人間を尾行するのが日課。
ある日尾行していた男にバレるが、その男は
>>続きを読む

スプライス(2008年製作の映画)

2.5

倫理観がぶち壊れている映画。
科学者夫婦、特に女性の方がどうしても好きになれない。
新しい生物を作るのも、会社から言われている「様々な病気に対応できる細胞を持つ生物」を生み出す事には成功しているわけだ
>>続きを読む

銀河健康センター(2024年製作の映画)

3.5

水の枯れた惑星で、サウナ(水風呂なし)を復興させよう!っていうショートムービー。

個人的には熱や熱気に弱いのでサウナを利用したことがないし、「ととのう」という感覚はわからないけど、ロウリュ君がとても
>>続きを読む

ドラキュラ/デメテル号最期の航海(2023年製作の映画)

3.7

正統派ドラキュラという感じの造形がいい!怪物!

船が積荷を乗せて出港、海上では本来なら乗っていないはずの女性が見つかり、船員達はなんやかんや言いながらも看病する。
だがその日の夜から1人、また1人と
>>続きを読む

黄龍の村(2021年製作の映画)

3.5

短い尺の中でジェットコースターのように展開に振り回される映画。
でもそれは嫌な振り回しではなく、こういうものだと割り切って観ると楽しめると思う。

というかホラー味を追求して最後までホラージャンルで進
>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

3.8

音楽学校に通いブラスバンドでドラムを担当している主人公が、ある日ドラムの練習をしている時に有名な教師がやってくる。
声をかけられ舞い上がる主人公だったが、その練習は予想を超える厳しいものだった。

>>続きを読む

ハードコア(2015年製作の映画)

3.3

取り急ぎメモ。

・主人公の1人称視点でずっと映画が進んでいくので、映像が見やすいかと言われたら見にくい。画面酔いしやすい人は注意。
・あいつもこいつもジミー!
・スピード感とスラッシャーゴア要素で駆
>>続きを読む

π〈パイ〉 デジタルリマスター(1998年製作の映画)

3.8

取り急ぎメモ。

・カバラ教の文字は数字も兼ねている、父は3、母は41、そのふたつが合わさる子は44、ほーーー!
・電子音とスチールドラム?の音が耳心地がいい、というか全体的にBGMが物語を邪魔してい
>>続きを読む

ペナルティループ(2024年製作の映画)

3.7

取り急ぎメモ。

・愛する人を奪われた時、復讐をしたいと思う気持ちを私は人間らしいと思ってしまうし、多分私も復讐する。
・あの手この手での復讐、心は晴れるのかと思いきや、なんか別の方向に行ったな!?
>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

4.0

割と好きな感じのストーリーだった。
「ある男」を思い出すような運びもありつつ、胸に来る映画。

主人公の男性は市子という女性と暮らしていて、ある日結婚を申し込む。
泣いて喜ぶ市子だったが、その次の日に
>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.5

音楽を通して人が絆や愛を育んでいく作品。
主人公は音楽レーベルを立ち上げた人物だが、ここ数年は売れるアーティストの発掘ができず鳴かず飛ばずの状態。
家族とも別居をしている、そんなある日自身のレーベルを
>>続きを読む

皮膚を売った男(2020年製作の映画)

3.8

紛争によって恋人と会えなくなり、恋人は親の決めた相手と結婚をしてしまう。
難民となり自由を奪われた主人公はある展示会に見学に行くが、そこも招待リストにないからと追い出されてしまう。が、そこで出会ったア
>>続きを読む

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.3

以前話題になっていたので視聴。
個人的にはテリファーを越えてくるゴア表現だと思う、苦手な人は見ない方がいい作品。

ある程度の理性を残したまま、人としての欲を抑えるタガが外れてしまった感染者たちが好き
>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.8

こんな上司の下で働きたい!と思わせてくれるほど、いい上司。

主人公の勤める広告会社は納期に追われていて、主人公も毎日忙しく働いている。
ある日同僚から、1週間がずっとループしている、という信じられな
>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.5

友人と一緒に鑑賞、とっても素敵な映画だった。
うだつの上がらない主人公が会社をクビになった後、一念発起して博物館を立ち上げる。
ハンデを持っていたり、他の人にはない特徴を持った人々を集め、事業は成功し
>>続きを読む

サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

3.5

主人公の少女が割とわがままで、そこが引っかかって好きになれなかった。
ただ映画としては頭からっぽにして笑いながら楽しめる出来。
封印された異星人の封印を解いてしまった主人公と兄が何やかんやしながら異星
>>続きを読む

元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件(2020年製作の映画)

2.8

タイトルがもう気になって仕方なくて視聴。
結果としてツッコミどころがたくさんある映画だった。

セスナ機とはいえ上空を飛んでいる飛行機のドアを開けて平気なの!?内外圧の差で吸い出されないの!?とか、飛
>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.7

気になっていた作品で、評価も高かったので劇場で視聴。
はっきりというならば、予想していた展開とは違った。最初は落下死した夫の死亡原因(自己なのか自殺なのか、殺人なのか)を解明するミステリ寄りの作品かと
>>続きを読む

僕はラジオ(2003年製作の映画)

4.0

実話をもとにしたストーリー。
本当にあたたかくて、心がじんわりとする映画だった。

フットボールチームの監督をしている主人公は、ある日練習場の外を歩いている青年に目を止める。
彼はハンデを抱えていてう
>>続きを読む

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.6

家族という名の呪い。いい親になりたいという呪い、枷。
狂気が盛りだくさんな映画だった。

夫婦それぞれが家族、特に母親というものにトラウマに近いものを抱えていて、こうあるべき・こうはなりたくないという
>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.8

ヴァチカンに所属するエクソシストの主人公。
ある日田舎の古びた教会に引越しをしてきた母と姉、弟の3人家族だが、その家に引っ越して以来息子の様子が段々とおかしくなっていく。
その町の神父に助けを求めた母
>>続きを読む

>|