このレビューはネタバレを含みます
美しい愛情
苦手なジャンルだ。同性愛物は苦手。
だが、この映画はとても見入ってしまった。美しい。
なにが美しいのか…
ケイト・ブランシェットの美貌、ルーニー・マーラのあどけなさ
単調だが、細々した抑揚の付け方
二人の愛情の表現(裸がとても綺麗だった)
これらが、苦手でも食べれてしまった理由であり、美しさの元だろう。
特に良かったのは、中盤の盛り上がり。二人で旅をしているシーン等だった。
旅をしていく中で、ルーニー・マーラ演じるテレーズに笑顔が増えていき、彼女の良さを最大限引き出していた。可愛すぎた。
もう一つ挙げると、ファッション。50年代のチェック、トラッド調の服装、髪型。すべて気に入った。
古着好きとしては、注目せざる負えない要素であった。
このような展開の映画は、途中で飽きてしまうことがあるのだが、キャロルは飽きず、見入ってしまった。