このレビューはネタバレを含みます
うーーーーーん…
ちょっとわしには早かったか…？
多分なんか賞取ってるって情報が無いと手をつけなかった
どうしようもなく惹かれ合う２人の女性が雰囲気で描かれとるなぁ、と…
「こういう理由で好きになりましてん」というのがないのが良い
ラブコメのような助けてもらったから好きとかいう感情移入優先のものじゃなく、好きになるのに理由も性別も関係がないところから入っているからこそ、美しい映画の雰囲気なっているんだなぁ…と思った
キャロルやテレーズが同性愛者かバイかはわからないが、この時代に置いての女性としての立ち位置や世間体の複雑さは自分なんかでは計り知れない
カメラのピントがぼやけているように、自分の道筋も定まらない少女テレーズを大人にしたのはキャロルだ
自分をかき乱し放り出したキャロルを一度は拒絶したものの、ラストで群衆の中に彼女を見つけ真っ直ぐに見据えるテレーズは何を思ったんだろう？
ピントが合ったと考えれば、彼女と暮らすことを決めたのか
愛してるの答えを言いに来たのか
好きという想いが消せないままならば、離れることと受け入れることのどちらを選ぶべきなんだろうか？
キャロルがテレーズの好意を受け入れる以前に自分の気持ちに正直で、キャロルの方が少女のようだと思った
テレーズとの情事が盗聴されていた時もテレーズのことを庇い、子供の親権を譲ってでも会える道を選んだりと行動は大人だが、恋愛面に関しては真っ直ぐで10代のよう
見た目は大人、心は少女(￣∀￣)的な
そこが怪しい魅力なんだろうか？
とにかくこの映画を観て何を思えばいいのか整理がつかん感じ
ルーニー・マーラーの乳は綺麗やった👍
