大人のマスカラ

キングスマンの大人のマスカラのネタバレレビュー・内容・結末

キングスマン(2015年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

filmarks登録前に鑑賞。
そういや、王道って面白かったな、と思い出すことになった映画。爆イケスパイガジェット、スーツをキめた英国紳士、熱い師弟関係。こんなん好きに決まってる。

クオリティが高いはずなのに、なんとなくB級感が漂う映画なので、脳ミソをオフにして割りきった見方が出来るのが魅力の一つだと感じた。
ストーリー構成に無駄がなく、テンポよく話が進む。エグジーがエージェントになるまでの展開を、時間内でしっかりと描ききっているのが良い。ただ、ハリーとエグジーの関係性が、エグジーがハリーの死を嘆き悲しむほどにまで成長した。ということへの説得力がストーリーに足りなかったようには思う。俺の見てない間に何があったん…?
それはそれとして二人の師弟関係はハチャメチャに熱い。最終決戦でエグジーが仕込みナイフを使ったときは、「ハリーから教えてもらったやつだ……(涙)」と少し涙した。
さて、キングスマンを語る上で外せない要素は、ストーリーだけではない。アクション。誇張なしで、キングスマンでしか見られない、超絶スタイリッシュなアクションは必見である。その戦いぶりは、製作陣のセンスとユーモアに唸らざるをえない。まぁ、その戦いの結果は結構グロかったりするのが注意点ではある。

個人的にお気に入りのシーンは、ハリーが教会でレイシスト達と戦いまくるシーンである。罪の無い一般人が大虐殺されているのに、その一般人達がエゲツないレイシズムをお持ちなので、その大虐殺に快感を感じてしまう。こういうちょっと性格の悪い表現が好きなのである。あとコリン・ファースがカッコよすぎる。惚れてまうやろォ!!
何にせよ、キングスマン4作目が楽しみだ!
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