試写会にて。
タランティーノは本当に最高のエンターテイナーだと思いました。
この映画の見どころは、タラちゃんこだわりの70ミリフィルム。画面が普段より横に長くて、これは映画館で観ないとあかんやつですわ。実際、視野がかなり広がった感じで、それだけでも見ごたえあり。
スプラッター映画並みに飛び散る血飛沫と脳味噌、センスの光る会話に終始ニヤニヤ。ニヤニヤしていたことに気づいた頃には頬が痛かった。
サミュエルが女をぶん殴ってその女と手錠で繋がってた大男もろとも馬車から転げ落ちるシーンは爆笑もんでした。でも、周り全然笑わないんだよなぁ。。そこ怖がってる場合じゃないんだよ、お嬢ちゃん。
ずーっとニガーニガーって黒人差別しといて、あのラストはニクイ。
3時間があっという間に思えるくらい、終始面白かった。モリコーネの音楽も最高。
誰にでも勧められる作品では決してないけど、タランティーノファンならこれは映画館で観るべき。
