鬼才クエンティン・タランティーノの長編第8作目は、ウエスタン仕立ての[密室ミステリー]。
ワケありの男女8人が、大雪のため山小屋に閉じ込められてしまいました。更にそこで殺人事件が起きてしまい、それをきっかけに彼らの意外な真相が明らかになっていきます...
流石タランティーノ！ぶっ飛んでいました！！！R-18指定なので、最初は観るのをためらっていました。実際に観てみると...やはりグロいシーンが多かったけれど、かなり面白かったです！！！本編時間は3時間弱もあり、前半は正直少し退屈してしまいました(^^;)けれど後半に突入してから一気に引き込まれました！ミステリー要素はあまり感じられませんでしたが、8人それぞれが抱える秘密が明らかになってきた時は「あっ、そうだったのか！！！」とスッキリしました！
タランティーノ作品の定番である「無駄に長い会話シーン」はやはり笑えます！あのグダグダ感が何とも言えない(笑)また今作で忘れてはならないのは、巨匠エンニオ・モリコーネが手掛けた音楽。最高でした！！！モリコーネのアカデミー受賞は感慨深かったです☆
そして、豪華キャスト陣。サミュエル・L・ジャクソンを始め、カート・ラッセル、ティム・ロス、マイケル・マドセン、ブルース・ダーンなどの実力派・個性派が揃って、今作を盛り上げてくれました！特に強烈なインパクトを残したのは、ジェニファー・ジェイソン・リー。今作でアカデミー賞にノミネートされましたが、それも納得の怪演でした！
今作も好き嫌いが分かれると思いますが...(^^;)グロいのが平気ならば、是非一度観ていただきたいです！二転三転する展開にご注目を！！！
現時点でのタランティーノ作品トップ3
1.『ジャンゴ 繋がれざる者』
2.『レザボア・ドッグス』
3.『パルプ・フィクション』
