3時間近くに及ぶ8人による会話劇。タランティーノ色全開で面白かった。全然長く感じなかった。
猛吹雪の中でミニーの服飾店で足止めを食らった男7人と1万ドルの賞金をかけられた1人の女。嘘つきだらけの駆け引き。ミステリーと謳ってるけど、ミステリーではないと思う。大量の血が吹き出し、脳みそが吹っ飛ぶいつも通りのタラちゃんのバイオレンス映画。
誰と誰がグルで、次に何が起こるか予想がつかない展開に終始ハラハラ。俳優の知名度で誰が死ぬか予想しなくても分かってしまう映画あるあるが、タラちゃんの作品には一切無い。だから面白い。
最初はスローテンポで始まるけど、中盤からのやり過ぎレベルの派手な演出とテンポ感に引き込まれる。チャプターごとに進む、タラちゃんぽい構成も好き。
でも最後の終わり方だけは私の好みではなかった。みんな死んでくれたら最高だったな（笑）
