ワールド・カイジュウ・スーパー・シリーズ
サンフランシスコでのゴジラ対MUTOの激闘から5年。甚大な被害をもたらした巨人に世間の目は厳しくあたり、その矛先は尚も怪獣を監視研究する秘密結社モナークにも向けられるのであった。
その頃中国のモナーク前線基地ではマディソン(M.B.ブラウン)とエマ(V.ファーミガ)の母子が、「オルカ」と呼ばれる特殊な周波数装置を使ってモスラとの接触を図っていた。そんな中突如として武装集団に拉致される二人、彼女たちの救出のためにエマの元夫マーク(K.チャンドラー)がモナークに召喚され…
というお話。
「レビューではなく意気込みです。私はこの映画を見るまでは絶対に死なない。」
早いねー。意気込んでから一年近く経ったんだ。
そして今日、こうして私は生きています！
映画っていいよね。面白そうなteaserが出るだけで生きるのが楽しくなっちゃう。
そんな期待感を胸に聖地TOHO日比谷へ向かった私。期待に違わず満足のいく出来映えでしたよ。
ハリウッドの資本力(中国の資本力)を遺憾なく発揮した歴戦の怪獣たちの迫力はやはり凄まじく、圧倒的な力学的エネルギー同士の正面衝突には血湧き肉躍りました。
フルCGで新たに蘇った歴戦の怪獣たちはかっこよく、中でも徹底したヒール役を担うキングギドラの存在感は出色でした。自身を誇示するかのように目一杯両翼を広げた姿は感動的で、時代が時代なら洞窟に描いてしまうレベルの美しさと力強さでした。
ゴジラはもちろんのこと、ロダンもといラドンとモスラにもしっかり見せ場があり、怪獣総進撃といった往年のゴジラ映画や、VSシリーズへのオマージュも感じられる贅沢な仕上がりとなっています。
MCUが一段落した後のフランチャイズシリーズとしてこれからも頑張ってもらいたいです。
えっ？ストーリーについて？
チャン・ツィーも気にしなくて良いと言っていたからそんなに気にしなくて良いです。
P.S.エンディングテーマが面白い
