ピッコロ

ゴジラ キング・オブ・モンスターズのピッコロのレビュー・感想・評価

5.0
怪獣王の誕生

自分は今、モーレツに感動している。
ありがとう、ハリウッド。

そして、ゴジラよ。
3億回、愛してる!

ついに、ついに、ついに、この日が来た。
今日という日を、どれだけ待っただろうか?
ケチな東宝さんは、長い間、ゴジラ以外の怪獣の使用許可を出さなかった。
なので、今作はゴジラ以外の怪獣が初めてハリウッドで描かれる記念すべき作品となる。そして、もう一つ初めてがあるのだけどそれは後で書くとして・・・。

これは、怪獣好きには最高にたまらん映画ではないか!
それ以外の人は、知らん。

どうせ怪獣は最後にちょっとだけ出てくるんでしょ。
って思ってたら大間違い。
最初から、出るわ、出るわのお祭り騒ぎ。
怪獣同士の迫力ある戦闘を何回も見せてくれるので、開始30分でお腹いっぱいになる。それでも、まだまだ続くので、このテンションが果たして最後までもつのか心配になってくるけど、そんな心配、無駄、無駄、無駄。

そして、そして、この映画で一番感動したのが伊福部サウンド。
まさか、ハリウッド版ゴジラで、伊福部サウンドが聞ける日が来るなんて。
誰もが知ってるゴジラのテーマ曲。
これが、ホント良いところで流れて鳥肌ぶわーっ。
歴代ゴジラの中でも最高にカッコいい登場シーンだった気がする。

ただ、この映画で一番テンションが上がったのが"モスラの歌"。
モスラ~や。モスラ。
美しい音色と共に、モスラが誕生するシーンに鳥肌ぶわーっ。
映画の帰り道は、モスラの歌を口ずさみながら帰ること間違いなし。

過去のゴジラシリーズのオマージュがいくつかあるのでゴジラファンはニヤニヤが止まらない。変に設定をいじらず、ちゃんとオリジナルをリスペクトしてあるので、この監督はよっぽどゴジラが好きなんだろうね。
前作のギャレス監督もそうだったけど、映画からゴジラへの愛がたくさん伝わってくる。

今まで見たことのない怪獣バトルに大感動すると共に、もう日本ではゴジラは作れないかもしれないと思うと寂しくなってくる。
それぐらい、怪獣シーンが凄すぎて・・・。

もうこうなったらハリウッドに、全ての怪獣をリメイクしてもらうしかない。この映画を見るに、新たな怪獣にはあまり期待できないから。笑

なんたって、この世界には17体も怪獣がいるみたい。
その中には、きっと、ガバラ、マンダ、バラン、ゴロザウルス、エビラ、メガロ、クモンガ、カマキラスなんかもいるはずだ。

そして、ヘドラ、ビオランテなんかも!
この二体は、絶対に観たいぞ!
環境汚染や細胞がなんちゃらって言ってたので、きっと伏線に違いない。

さらば、友よ!
来年、また会おう。


以下、グッズ内訳。

パンフレット特別版 1080円
アクリルスタンド 700円
(まさかのモスラ。ラドンよりはマシかなぁ。ちょっと残念。笑)
映画館で見かけたら絶対に買うメダル 700円

の計2480円なり~。

ゴジラのソフビが3000円くらいで売ってて、買おうか?買うまいか?を十回ぐらい繰り返して買いませんでした。
その事を家に買ってモーレツに後悔したため、ネットでモンスターアーツ(ゴジラのフィギュア6921円 )買っちゃった。
キングギドラも欲しいけど、17000円もするので断念。
フィギュアに、一万円以上出す勇気はまだない・・・。

今年は、もう映画観なくても良いかなぁって思うぐらい大満足でした。
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