このレビューはネタバレを含みます
『ゴジラ』で自ら犠牲になった芹沢博士の大きな覚悟は、渡辺謙が異なる形で意志を継承していて感涙。
一度はギトラに破れたゴジラが芹沢博士の決意に答えて、海の底から甦った。人類はそれに対してゴジラの後方支援を決断。ゴジラの上から飛行隊が出立。もはや激アツすぎる！
このように名場面が詰まりすぎてて素晴らしいけど、それでもやっぱり言わせて欲しい。
バトルするなら雨天はNG(断言)！
あんな形でサリー・ホーキンスを退場させるな💢納得いかん！
彼女が芹沢博士の遺志を受け継ぐリーダーなら納得だし、そしたらもう胸アツすぎて、泣きが止まらなかったよ(彼女は主役になれるぐらい)！
チャン・ツィイーが良い女優さんなのは言わずもがなだけど、彼女にしか演じられない役ではなかった。そう思う。中華圏キャスト配慮のつもりであっても、あれは蛇足。『ローグ・ワン』のドニー・イエンにまるで匹敵していない！初登場で"芹沢のために"と真剣に言われてもねえ…。
チャールズ・ダンスのテロリストも別の役者が演じるべき。あの人だと誰でも演じることができると感じちゃって(失礼は承知です)、もっと無名の性格俳優に託すべき。あとキャラも弱い。
とまあ不満もあるけど、胸アツ場面はしっかりあるので、そんなに悪くは見てないです。来年のコングは如何に？
