良かったところ
・モスラ可愛い
・キングギドラの絶望感
・ゴジラの日本代表監督
・何にしに来たんだラドン
・ありがとう渡辺謙
残念なところ
・主人公サイドが頑丈すぎる (名前のついたキャラは多分1人しか死んでない)
・歩く放射能ことゴジラの足元で軽装の人間がピンピンしてる違和感
以下ネタバレあり
人間ドラマが少ないなんて話を聞いてみに行ったけど別に少ないとは思いませんでした。
というより今回の内容は人間が作り出した怪獣ゴジラがまたしても人間が原因で目覚めた古代の怪獣によって人類が浄化されそうになる。
それを止められる手段が見つかってそれも人類の手で瀕死に追いやられて。
と言う人間のせいで起きた大惨事なのにそこに人間ドラマを差し込むのもなんか違う気がする。
今回メインとなる4体の怪獣。
未知の生命体キングギドラ。
人類と共闘する我らがゴジラ。
何しに来たんだラドン。
メインヒロインのモスラ。
この4体を含めた17体の怪獣がキングギドラの復活とともに目覚め、地上で暴れる姿は恐ろしいやら美しいやら。
しかも今回はゴジラがキングギドラ相手に何度も敗北し、一度は人類が放った兵器によって瀕死にまで陥る。
我らがゴジラの不甲斐ない姿に絶望感が高まる一方、繭から孵化したモスラの美しさたるや。そのモスラの助けもありゴジラは復活。
ゴジラに原子力エネルギーを与えるべく潜水艦では近づけない核融合炉同然のゴジラの寝床に核爆弾を持って近づく渡辺謙。
そして朦朧とする意識の中手袋を外し、目を覚ましたゴジラと目を合わせ。
『さらば、友よ。』
核爆発の後に目覚めるゴジラ。
そこで流れるゴジラのテーマ！
この映画で始めてゴジラの登場にヒーローのような希望を持ちました。
そしてクライマックスでパワーアップしたゴジラのリベンジ。そして最後に登場するあの姿を見た時、ゴジラに感じていた希望は恐怖に。
味方でよかった…
そしてゴジラvsコングにつながる次回予告。
え、またそいつ出てくるの？
自分はシンゴジラしか見たことがないのでゴジラ＝放射能を撒き散らかす怪獣
のイメージなんですが今回はゴジラの足元で登場人物たちは普通にピンピンしてたのが謎。それどころかエンドロールの中でゴジラの通った後には新たな命が芽生えたということはやはり別物なのか？
そんなことより偵察機が侵入できなかったゴジラの寝床に子機で潜り込んで、溶岩が吹き出し、放射能は危険値を振り切ってる環境で核爆弾を運ぶ渡辺謙のたくましさ。
やっぱあんたもモンスターだ。
個人的に名探偵ピカチュウを同じ日に見ていたので同じモンスター系の映画に通ずるゴジラでのセリフにちょっとグッときました。
やっぱ渡辺謙すごい。
