正直つまらなかったです。作品自体はつまらなかったんですが、この作品から感じる監督の怪獣への愛情はとても素晴らしいと感じました。これがオレの大好きな怪獣達だ、誰にも文句は言わせないぜ〜！という。
いいじゃないですか、この心意気！
オリジナルのスコアを元にした劇伴の使用、過去作品へのオマージュを感じさせる展開が多かったのもファンには嬉しいポイントです。
後は良くも悪くも期待通りの作品というのが正直なところ。放射能の扱いも予想通り。アチラさんからしたらいい加減うるせえって感じなのかもですが、言わない訳にはいかないのです。エンドクレジットのいい事起こりまくりとか無邪気かよ。
たっぷりの怪獣バトルには感謝ですが少し長さを感じました。監督の好みなのか誰かの横槍なのかは分からないですが、なんかダサいなぁと感じてしまうところも結構多くて。アリンコサイズの存在の人間をやたら気にしてる怪獣の画とか、なんかもう。原作シリーズのオマージュも、この作品ではただのトンデモ展開だったりするので、オタク同士の内輪盛り上がり止まりになっちゃってる事が残念です。
人間パートは、まあ文句だらけです。文句ばっかり言ってもつまらないので内容はサックリ省略です。
