うーん、これはちょっと期待はずれ。
大切な何か(誰か)を失い、破滅的な生活を送っている人物が、希望を見出すまでを、落ち着いた、静かなトーンで描くっていうよくあるっちゃよくある映画で、その「よくある」から抜け出せてないというか。
序盤のプールのカットとかは、おれの好きな感じのインディー映画っぽくて「おっ」ってなるんだけど、そっから特にハネることなく。
フラッシュバックのイメージとかも使い古された感じで、退屈。
タイトルになってるケーキも、ネタとしてあんま効いてないっていうか。
『スケルトン・ツインズ』に似てるかも。
あっちの方が好きだが。
ここ最近おもろ映画しか観てなかったけど、ここにきてちょっとハズした感。