このレビューはネタバレを含みます
2018/04
1959年版から続けて鑑賞。なぜここまで原作を捻じ曲げてしまったのか?メッサラが単なる幼馴染ではなくハー家の養子、総督にレンガが落ちてしまうのではなく助けた者が弓矢で総督を攻撃。ガレー船で鎖を外されるシーンは、ジュダが加護を受けているという象徴の1つなのに、削除され、総司令官を助けるシーンもない。エンディングに関しては、みんな仲良くなってよかったねという陳腐なものになっている。戦車から落ちてジュダがあれだけ引きずられているにもかかわらず、ほぼ無傷なのもおかしい。セリフにしても説明的すぎる。とにかく、1959年版を見た人と見ていない人で感想はだいぶ異なるとは思うが、比べてみるとナニコレ感がすごい作品である。