korin

ステイ・コネクテッド つながりたい僕らの世界のkorinのレビュー・感想・評価

2.0
邦題と原題との違いに笑う。邦題ってなんでこんなにダサく見えるのかしら?

現代の若者と親たちが観るべき映画。インターネット、ネットゲーム、SNS。親たちが偏見だけで子供たちを規制してるように見えた。私が子供側だからか?たしかに、子供に悪影響を与えかねないそれらのツール。デメリットばかり見てメリットを見ようとしない親たちが出てくるから、観ていて憤慨した。後半、娘のケータイを脅して奪った後の親の行動とか、すげー虫酸が走った。くそみたいな親が増えないためにも、今時の親には観て欲しい。観たからといって、ネットを使うことでのメリットを感じにくい映画だけど、いかに親が子供可愛さゆえとはいえ、ひでー行いしてるか分かる。これは映画だから極端に描いてるかもしれないけれど、親たちにはいい薬になると思う。

はたまた、子供の方も子供の方で、感じることはあると思う。親が全然理解してくれないクソってこと以外にも、こういうデメリットがあるかもしれないって気付いたり、親はこんなにも私達を支配したがるものなのかって勉強になったりする。

ネットに犯されたり、ネットのおかげで救われたり。誰かが教えてくれる機会が少ないネットのことだからこそ、こういう映画とかで学ぶのは良いことと思う。

ただ、いかんせん、外国の映画だから、際どいシーンが多い。また親子で観れないやつ。なんでだろうね。なんでこんなに堂々とそういうシーンをすげー出すのかしら、向こうの作品は。文化が違いすぎて全く理解できない。

エンディングからエンドロールに行く感じは良かったよねー。自然な流れと音楽で。おかげで後味よかった。


ネットを使わない子供世代、親世代って、今時いないと思うから、これは誰にも通じる映画。多くの人が広く共感したり、憤慨したりできる作品だと思った。
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