のり

君が生きた証ののりのレビュー・感想・評価

君が生きた証(2014年製作の映画)
3.6
大学生での乱射事件で息子ジュシュを失ったサム。仕事を失って酒に入り浸るサムに残されたのは息子が残してくれた曲だった。

他のレビューでも書かれているが前半と後半で全く見方が異なる。前半部分をみていて息子の「生きていた証」を父親が引き継ぐ良い話だと思ってた。後半から終わるにつれて考えたことは「愛するというのはどういうことなのか」。消したい過去と息子への愛を天秤にかけたときの父親の選んだ道。
その深いテーマである土台に良質な音楽を乗せたこの作品は一見の価値あり。
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