フンボルトペンギン12号

君が生きた証のフンボルトペンギン12号のレビュー・感想・評価

君が生きた証(2014年製作の映画)
4.4
銃乱射事件で息子を失った男が主人公。
事件前は広告店勤めだった男は事件から2年後、自由気ままにボートで暮らしながらも荒んだ生活を送っていた。そんなある日、息子が生前に作った曲に触れることになった主人公は息子の思いを理解するために演奏を始めるという話。

1からバンドを作っていくワクワク感や、鬱屈した日常からの解放だったりとバンドもの映画のよさがつまった作品。
それに加え息子の事件から目を背けていた男の成長もあり、軽い仕上がりになっていない点も満足度が高い。

脇に構える名優も仕事してる。