このレビューはネタバレを含みます
序盤で秘密がわかってしまい、どんでん返し映画として見ていたため、楽しめなかった部分があるけれど、やはり、物事をどちらから見るか、でこんなにも違うよな、と改めて思った。
被害者6人の誰かの目線の映画だったとしたら、加害者の曲が人気があって、その親がそれで金儲けしてる(ようにみえる)みたいなただの胸糞映画になっちゃうけど、それはそれでいいかもしれないけど、こっち側だとしたら、こうなんだな、と思う。
殺人をする人に共感はできないのに、その曲がいい曲だ、なんていうレベルの、信じられない矛盾は確かにこの世の中にはあるから、ほんとうに世界は受け止めきれないくらい複雑だな、と改めて思った。