君が生きた証のポコ太郎のレビュー・感想・評価

2024-14

銃乱射事件により息子を失い、自暴自棄となった父親が主人公。息子の作った音楽を遺品の中から見つけた事をきっかけに、背けていた現実と向きあうヒューマンドラマ。

使われている音楽もどれも耳あたりの良い曲で爽やか。テーマは重目だが音楽の爽やかさと相まって、前向きな気持ちになれる名作だった。Filmarksで評価が高いのは頷ける。
後半の展開で驚きはあったが、そのお陰で作品として深みが増したように感じた。
テンポ良くサクサク話が進んでいき、癖も少ない万人向けな作品。