監督がかわるのか、なんだかなぁ…とも思っていたけど
フォーホースメンから1人抜けるのかぁ…とも思っていたけど
最高
最高じゃないですか。
前作に引き続き映画館でみれて本当に良かったーー!
しかもこれ絶対にBD/DVDでもみますね。
前作もそうだけど、CGもアクションシーンのカメラもギリギリ観客が付いてこれる回しで計算尽くですね。
大スクリーンで体験すべきです。
その理由は諸々諸々諸々あります。
僕は"トランスポーター"の脚本をクソだと思ってるんですけどね。
知らない人のために説明すると、映画の観客だけが知っている事実をいつの間にか主人公も知ってることになってて話が進むんですよ。
ヒロインが誘拐されて、犯人側の映像が観客に見せるんですけど、なぜか主人公がその場所を特定できるんですよ。
まあトランスポーターの悪口が言いたいわけではなくて、
この映画、グランドイリュージョンでは観客が観客なんです。
劇中のマジックの観客であり、映画の観客でもある。
観客が最も観客らしく鑑賞できる映画なんだよ。
そのために工夫されたカメラ、脚本。
ザ・綿密。
さらに、ケイパー映画なのにしっかりと登場人物に感情移入もできるようになっている。
特にマークラファロがアクションを自発的に行う、そこにあった成長が僕はたまらなかったです。
冒頭のCGから現れるジェシーアイゼンバーグ、流れるミニマルなドラム、心地よさ、
ここからマジックは始まってる。
話は戻すが、なぜこの映画の観客は観客となってみれるのか、
それはジョルジュメリエスよろしく映画っていうコンテンツそのものが魔術、イリュージョンだからだよ。
まだまだ褒めるところはあるぜ、ポスター、予告に使うシーンのチョイス、マークラファロに似すぎな子役。何もかもだな。
でもちょっと、アレっすね。
女の人の抜ける感じのやつをこうふわってさせてるじゃないですか。前作での絆とかね。
これね、みんな文句言えば言うほど、次回作で騙されると俺は思うぜ??吐いた唾飲み込むなよ。