すんご

駆込み女と駆出し男のすんごのレビュー・感想・評価

駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)
3.8
みんな演技が上手い!そして、江戸時代としてのリアルさが画面ににじみ出ている!リアル過ぎてセリフが聞き取れない難点もあり。
特に吉原からの追っ手の1人の服装のカブキっぷりが最高でした。

これまで、東慶寺が舞台と言えば山田風太郎の「柳生忍法帖」の冒頭シーンを思い浮かべてたけど、この映画で新しいイメージが着きましたね。

大体男性が痛い目を見る映画なのですが、男女間の価値観の違いを許容していく大事さがわかる映画です。日本版ゴーン・ガールですな!
まあ、一言でいうと、今までで一番可愛い、満島ひかりが見れます笑

難点は、編集の慌ただしさ、アクションのぎこちなさですかね。ぶつ切り感はけっこうあります。

<余談>
当方藤沢に住んでいるので、東慶寺最寄りの北鎌倉駅までは2駅。鑑賞前にお邪魔してきました。著名人のお墓も多く、豊富秀頼娘(秀吉の孫、家康のひ孫、信長の妹のひ孫)である天秀尼、禅学者の鈴木大拙氏、哲学者の和辻哲郎氏のお墓もあります。
実際のロケは東慶寺ではなく、姫路市の円教寺で行われたようです。画面で見ても立派ですし、このお寺はラストサムライや大河ドラマ2作くらいでも使われているので、いつか行きたいですね!
すんご

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