楽しかったですよ。CGは何でも出来るね。
何でも出来るって皆んなが知っている。だからつまらない。
原作は読んでいないが、本作は葉っぱか薬か注射でブッとんだサイケデリックな視覚が必要で重要だ。
だからこそ、劇中にわざわざスタン・リーがオルダス・ハクスリーの「知覚の扉(The doors of perception バンドThe Doorsのバンド名はここから)を読むシーンを入れているのだ。
何でも出来る…
ドクター・ストレンジもだけど、登場人物に何が出来て何が出来ないか分からない。(あと、急に強くなりすぎじゃね?)
何でも出来たらサスペンスは生まれない。
絶対的な強さを持つウルトラマンの活動は3分である。
そういうルール、足枷がサスペンスを生むのだ。
以下、ちょっとだけネタバレするので未見の方は読むのやめてくださいね。
ドクターストレンジの手は事故で麻痺してしまう。
そこは良かった。でも最後の戦いに麻痺が関係ないのは如何なものか…
スーパーヒーローになるきっかけだけかよ…
ダークナイトのように続編に期待。