ぐねぐねと変形する大都会は絵的にサイコー。
劇場でちゃんと飛び出す3Dで観たかった。……と言いたいところだけどマーヴェルの3Dは1mmくらいしか飛び出さないから、家で観ても大差ない。
途中哲学的な部分がものすごく眠くて、その間にトイレに行ったり、酒のつまみを持ってくる事を考えると、むしろ自宅鑑賞推奨かも。
ところで、今の映画界で目で狂気を演じられる役者を二人挙げろって言われたら、99%の人がカンバーバッチとマッツ・ミケルセンと答えると思う。
この映画は贅沢にもその二人の競演。
なのに、何をトチ狂ったか、ミケルセンのメイクはその目を台無し。
いろいろもったいない映画ではあった。
(170922レンタルBD)