以前読んだ「宇宙を語る」のホーキング博士の物語とあって観る前から楽しみにしていた映画の一つ。
最初はホーキング博士の自叙伝的な映画なのかしらとも思っていたが、日本語タイトルにある通り「彼女」との物語であった。
ALSを患いながらも必死に自分の研究を進める博士と、その博士を苦悩しながら懸命に支える彼女の姿は涙無しには観られなかった。
人間期限があると頑張れるが、そこを過ぎてもう少し、あともう少し頑張ろうとなると、その気力は続かないものである。
彼女も同様で、あまりに長い時間だったのだと容易に想像がつくものだった。
しかしながら博士と彼女の両方が最終的に幸せだと思える形になれたことは本当に素晴らしいと思えた。
映画の色彩も美しく感情の変化に色を重ねていた為、感情移入が容易かった。
1番好きなのが、彼女が博士の眼鏡を拭くシーン。
何かがエロい。が、それが愛なのだろうなーっと。
とりあえず博士役の役者さん演技うまい!!! ALSの症状の演技すごすぎ!!!
とそこに一番感動しました。