伝説のグループN.W.A.
現実には出来なかった再結成の想い、今までの歩みを刻んだ歴史を後世に伝えるためのモニュメントだと解釈しました。
ただやっぱり誰の視点で描くかという部分が曖昧なのか、映画としてところどころパワーダウンしているのが目についてしまった。
シュグ・ナイト、デスロウの実情はもっと闇が深そうだし、後半イージーEのくだりは美化されてる気がした。(ドレーとアイスキューブが制作に入ってるので、disられた曲を使わないのは当然か)
あとD.O.C.のエピソードが出てきたのは驚きと感動でした。
ドラマとしては普通だと思うが、登場人物の気持ちがストレートに伝わる演技やコンプトンのストリート観は見もの。
彼らの音楽が世の中に与えた衝撃はこの映画を超えるスケールのものだったと思う。