caramel

Re:LIFE リライフのcaramelのネタバレレビュー・内容・結末

Re:LIFE リライフ(2014年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

大好き!大好きですこの映画。

ヒュー・グラントはやっぱりこういう、困った顔で笑う役がよく似合う。

ハリウッドでヒット作を生み出したものの、その後は仕事も家族との関係も思い通りにならない元セレブ?が大学で教えるということを通して新しい人生に踏み出す、というストーリーなので、随所に新旧織り交ぜた映画が絡んできて、すごーく楽しい!
(主人公は映画の脚本家ということもあって、ついついなんでも映画で例えたくなってしまうクセの持ち主。「あぁ、あるある!なんでも映画中心の思考になっちゃって、なかなか人に通じないこの感じ!」と、共感&苦笑い..笑)

「ディズニーとタランティーノは同列として扱われるべきか!?」「黒澤は?ベルイマンは?」なんていう生徒たちの議論も楽しいし、なによりも作品全体の「ジャンルや肩書き諸々じゃなく、いくつになっても11歳の心で人生も映画も素直に楽しもうよ!」というメッセージがすごく好きだなと思いました。

気持ちよく笑って、前向きにほろっと泣ける素敵な映画です。

「尻に敷かれることも愛されていること」というのを理解している学科長を演じるJ.Kシモンズもキュート。
主人公の背中をそっと押すホリーを演じる
マリサ・トメイ姐さんもかっこいい!!
caramel

caramel