自分にも家族にも友人にも優しくなれる傑作。
ふざけてるけど、手堅い続編だなという印象。エリート思考でどことなく自分と息子以外を見下している節のある父親をぶっ殺す話です。この上から目線キャラはソヴリンの王女？も同じで自分が一番優れていると思っているやばいやつ。エリート思考のやつらは優れていない物には価値がない。人間としてのお前には何の価値もないと言ってくる。しかし、価値がなくても良いのではないか？と気づく。なんらくだらない、でもクスッと笑える小さな思い出こそがかけがえのない大切な物だったんだ。「自分の人生はダメだ。人生はもっと素晴らしくないとダメなんだ」と自分の人生を卑下してしまう時もあるかもしれないけど、自分の人生にもっと優しくしよう。普通の人生の何が悪いんだよ。一見素晴らしくない人生にも、くだらなくても楽しい友人や家族との思い出があったはずだ。俺がずっと探してきた物って気づいてないだけで本当は目の前にあったのかもね。vol3が待ち遠しい
