ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー：リミックスのSHUMPEのネタバレレビュー・内容・結末

IMAX字幕3Dと通常字幕2Dで2回鑑賞

前作の“ガーディアンズは帰ってくる”のメッセージから3年間待ち続け、会社を休んでまで初回を観に行った結果、まだリミックスへの気持ちの整理が出来ないでいる。

面白かったことには間違いないし、ずっと映画がラストを迎えないでほしいと思っていたのも本心だが、前作で受けた衝撃には及ばなかった。

過度な期待やいらない情報を入れ過ぎたことが、この虚しさの最たる原因であることは認める。しかし、今作は作り手の影がどうしてもちらつき、悪く言うとあざとさすら感じてしまった。

大きな不満の１つを言うとこれ。
前作に引き続き音楽がこの2作の特徴であるが、リミックスは音楽が前に出過ぎ。
前作ラスト、ピータークイルが、死別した母からのプレゼントの封を開けるくだり、母セレクトの曲がかかる瞬間は、映画史に残るべき感動シーンだったが、今作では、色んな曲が所々フューチャーされ過ぎて、各曲の印象が薄い、特にヨンドゥを送った後の曲、それ自体は最高にいいが、前作にはあったような母の子に対する思いみたいのが、曲からは感じられず、ただ作り手が泣かせにかかってきた…というような印象を受けた。

とはいっても、完全に恋におちた一作目のせいで、ちょっとやそっとで、この恋が冷めることはないです。今作もあと最低2回は観るでしょう。

追記 吹替え3D鑑賞後

吹替え版がこの映画は1番いいかも。吹替えの出来がいいから言えることだが、画面に集中できるので、字幕版で気付けなかった演者の細かい表情の動きや画面の美しさをより一層楽しめた。
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