正直評価4以上つける事って私の中で早々ないんです。
この先の人生においても本当にこの映画は良かったんだと、言えるような作品につけたいと思っている。
予想外にもこの作品はそれに当たると確信するほど感動してしまいました。
MARVELシリーズ、それなりに話にテーマ性や問題提起があり、それぞれのメンバーの持つ背景、抱える感情の描写にそれなりに感動してきたけれど、GOG2はシリーズ順番に観てきた中で圧倒的に群を抜いている。
1を観た段階で、まぁよくあるような宇宙のアウトロー集団が仲間になってインフィニティストーンを悪い奴の手に渡らないように阻止していく物語になるんだろうなっていう位置付けは容易に想像できた。
そして1の段階からピーターは勿論キャラクターそれぞれが、家族というものに対してなんらかの多大な思い入れがある事は仄めかされてきてた。
ピーターと父親の再会、ヨンドゥとピーターの親子にも似た関係、ガモーラとネビュラの複雑な姉妹関係、その上に、ラヴェジャーズの関係やロケットの複雑な感情などなどが入り乱れ、話としてはとてもややこしく重たい内容になりそうだ。
そんなテーマをものともせず、観る側を惹きつけたまま軽快なテンポで展開していた。
ヨンドゥ、1から見せていたピーターへの甘さ…やっぱり父親の感情からだったんですね。死んでしまってものすごく残念でした。
ピーターは父親の真の正体、企みを目の当たりにして父親との決別を図ることができた。
生きていたらリバー・リリーはどう感じただろう。それでもエゴを受け入れたのだろうか…？
夜なんとなく、11時過ぎから観始めましたが翌日仕事だというのに途中で切ることができず1時半位まで起きてる羽目に！
それくらい楽しめた作品でした。
